あるゲーマーの備忘録

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皆さんは「身体表現性障害」という病をご存じでしょうか?

突然ですが,皆さんは「身体表現性障害」という病をご存じでしょうか.

この病気はメンタル由来の病気,いわゆる心身症といわれるものです.自分は2年前にこの症状を発症し,現在もお薬を飲みながら病状の改善を続けています.最近,症状が落ち着いてきたので,自分の理解の確認がてら,この症状について記事にしてみたいと思います.

 

まず,「身体表現性障害」とは何か

詳しい情報はクリニックや大学病院のウェブページにありますので,ここでは私の言葉でご説明したいと思います.

簡単に言えば,ストレスなどで精神を病んだ結果,身体が思うように動かなくなる病態のことです.

「身体表現」に「障害」をきたすので,「身体表現性障害」と呼ぶわけです.

人によってその病態は様々であり,体の痛みや吐き気,しびれなどが一例として挙げられます.

私の症状

私の場合は,額のあたりに熱っぽさを感じるという症状が,ここ毎日のように現れています.この記事を書いているときにもその熱っぽさは感じているのですが,記事の執筆は何とかできるようです.ひどいときは本当に何もできませんでした.好きなゲームや読みたい本を読むことすらできず,生産的な行動が一つも取れない,そんな日常を過ごす自分に嫌気が差すほどでした.

また,基礎体力も落ちたように思います.最近は体の調子が良くなってきたので,外に出て人とお話なりができるようになったのですが,次の日は一日中頭の熱っぽさと全身の倦怠感を抱き,人並みの作業が満足にできない状況になっています.普通に日々を送れるようになるには,まだまだ時間が必要なのだと感じます.

私の「これから」

あまり詳細を書けないので申し訳ないのですが、4月から何とか社会復帰ができそうな算段ができています.体調がこの調子で改善していけば,4月には間に合う,そんな感想を抱いています.希望的観測と言われれば,それまでなのですが.

この病態を発症してから,私は「普通」のレールから外れた,私は「普通」じゃない,なんてことをよく考えたりしています.でも,同時に思うのは「普通」って何だろう,誰が「普通」を決めるんだろう,ということです.人と話せる機会がなかなかありませんから,自分で導ける見解なんて大したものではありません.

ですがここ最近,数人の大人の方とお話させていただいたなかで感じたことがありました.それは,精神を病んでしまう人は割といる,自分は「普通じゃない」なんてことはないのかもしれない,ということです.たかが20数年生きただけでは,物事の総括なんて出来っこありません.もっといろんな人の話を聞いてみたいと思いました.

 

また,こんな思いを持てるようになりました.

大丈夫,きっとやっていけると.また頭も体も心もダメになったとしても,きっと復活できると,そんな思いが今の自分にはあります.

 

また何か思いついたことがあれば,記事にしたいと思います.

ご精読ありがとうございました.