あるゲーマーの備忘録

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ファミコン版ドラクエ1はなぜ面白いのか(下書き)

なぜ面白いのか。ゲームデザインにしっかりと意味を持たせていたから。

出来ないことが多い状況から次第に克服し、出来ることが増えていく。その流れが序盤にある。具体的には、回復手段が手に入ること、長旅・遠征ができるようになること、お金が貯められるようになること、強い敵を倒してより速く稼げるようになることなどが挙げられる。

序盤のうちから、出来ないこと、壁を用意してやることが面白さのカギかも。ゲームだから必ず攻略できるという前提を今や多くのプレイヤーが持っていることも大きな要因か。

ポーションがぶ飲みゲーとは明らかに違う。それが悪いというよりは、単に目指しているゲームの方向性が違うのだが。例えばゼノブレイド。あれはあれで十分面白いゲーム。

 

ちなみにファミコンドラクエ1のおすすめ実況動画は、ニコニコ動画で挙がっている「るいーじさん」という女性実況者の動画。変なリアクションも無く、楽しさが十分に伝わる動画。お薦めです。

 

以下、具体的なケース。 

 

ホイミとやくそう(ファミコン版の話)

 

ホイミ:消費MP4、回復量15くらい。レベル3で覚える。

やくそう:価格24G、回復量25~30くらい

 

序盤では「やくそう」は相当な高級品。

リムルダールに行くあたりからホイミでは回復量が足りず、回復できなくなってくる。

だからホイミよりも回復量の多いやくそうを求めるようになる。そのころにはお金も貯まってくる頃だし。

ホイミ、やくそうそれぞれにゲームデザイン上の明確な意味があった。

 

「やくそう」の低価格化に見る、ドラクエJRPGの難易度低下。

 

(以下、さらに雑多な文章。結論なし。校正必須。)

冒険開始時点ではドラキーもなかなかの強敵。ゴーストには敵わず。

レベル3になるまではスライムとスライムベスを倒して修行の日々。

遠くには足を伸ばしにくい。回復手段はやくそうのみだが、高級品でなかなか買えず。宿代6G?を稼ぐのに精一杯。場合によってはデスベホマのほうが安上がりのことも。

レベル3になるとホイミを覚え、多少の遠出も可能に。光あれ爺のおかげで宿代が浮く。ここからお金が少しづつ貯められるようになる。

レベル4になるとギラを覚え、消費MP2で使える序盤で優秀なダメージソースになる。これのおかげでゴーストやまほうつかい、おおさそりなども倒せるようになり、お金がさらに貯めやすくなる。どうのつるぎに手が届くのはこのくらいか。

防具を買いそろえてもホイミで回復が足りなくなってくる。ここでやくそうを持ち歩くようになる。

リムルダールに辿り着き、魔法のカギを買えるようになるとさらに世界が広がる。 

 

最序盤の流れを簡単に書く。

城を出ると、対岸に毒の沼に囲まれた城が見える。そこが旅の最終目的地、りゅうおうの城である。冒険スタート時に目標、しかも最終目的地が見える。

(この構造は最近のゲームだと、ゼルダの伝説ブレスオブワイルドがある。回生の祠を出ると、ハイラル城が見える。それよりも映えるのはデスマウンテンだったりするのだが。)

城:玉座の間

王の話を聞き、3つの宝箱を開ける。兵士の話を聞き、状況の確認。鍵で扉を開け、階段を下りる。

城⇒フィールド⇒町

町に入り、城で手に入れた支度金120Gで装備を調える。「こんぼうとぬののふく」か「たけざおとかわのふく」か、どちらかの組み合わせになると思われる。説明書にそう書いてあった記憶がある。

(そういえば説明書の冒険のアドバイスが非常に丁寧に書かれていた記憶がある。当時5,6歳だった自分でも読めて、ある程度理解できていた。)

近くに沸くスライムは倒せるが、経験値とゴールドがしょぼい。そう思って遠くに行こうとすると、ドラキーやゴーストとご対面。いざ攻撃をしても、1ダメージしか与えられないやんけ。倒せんわ。ということで早々に逃げる。

遠くに行きたくても生きていけないという状況。町の近くで敵を倒してレベルを上げるしかないか、となり、スライムを細々と狩る修行(作業)に入る。レベル3までは。